《こういう子どものプライベートな問題を動画にあげるのって、子供に許可とってるのかな? 自分の愚痴やプライベートなことを親が動画で喋っちゃうのって、すごく子どもの心を傷つける行為だと思うんだけど。。》
自宅内での極めてプライベートな子どもの言動を、親がネット上で勝手に暴露することに違和感を覚える、また子どもの尊厳が損なわれるのではないか、と見る向きもあるのだ。
自身も息子を育てた芸能リポーターは「これは辻さんに限ったことではありませんが」と、ネットコンテンツの使用に注意を呼びかける。
木下優樹菜や仲里依紗もブチ切れた
芸能人やインフルエンサー、さらには一般ユーザーがYouTube、X(旧ツイッター)やインスタグラムなどのSNSで語った、息子や娘にまつわるトラブルが拡散される現状。乳児や幼児ならともかく、辻のように小中学生のプライベートを、まるで近所の井戸端会議のように明かすこともザラだ。
たとえば1月、元タレントの木下優樹菜が、言われても洗濯物を片付けようとしない11歳の娘の様子を明かし「なんかもう狂いそうになってくる」と苛立ちを見せた。
女優の仲里依紗も3月、普段から「反抗期ボーイ」と称する、10歳の長男とのエピソードを披露。ゲームセンターでお目当ての景品が取れず不機嫌になる息子を見かねて、「1回ブチ切れたわけ」と揉めたことを明かした。
「ご長男が生まれた頃からブログで明け透けに話してきた、ある意味突き抜けてきた辻さんの家庭だけに、もしかしたら“慣れっこ”かもしれませんが、中学生になって同級生にからかわれたりと学校生活に支障をきたす可能性も否定できません。
自分に賛同してくれるネットでのガス抜き、または収益を得ているのならば“話のネタになる”との軽い気持ちかもしれませんが、多感な時期の子どもたちにとって一生の傷にもなりかねない行為。それに他の保護者の目もありますし、動画やSNSを機に子どもが思わぬ事件や事故にも巻き込まれかねませんからね」(前出・芸能リポーター)
ネット上でも子どもを守るのも親の役目だ。