目次
Page 1
ー 出会いから7週間でケイティにプロポーズ
Page 2
ー ケイティの離婚申し立てにトムはびっくり
Page 3
ー 単独親権にこだわったケイティ
Page 4
ー 娘は自らの意思でトムに会うこともできるように

 世界を沸かせたあのベイビーが、いつのまにか大人になっていた。トム・クルーズとケイティ・ホームズの娘スリ・クルーズが、今月18日に、18歳の誕生日を迎えたのだ。だが、祝福の場に、父の姿はない。毎月きちんと養育費を払ってはいても、トムはもう10年以上、娘に会っていないのだ。

当記事は「東洋経済オンライン」(運営:東洋経済新報社)の提供記事です

父娘は最初からこんな関係にあったわけではない。スリが幼かった時には、娘を抱っこして歩いているトムの姿がたびたびパパラッチされていた。スリは、トムにとって初めての血のつながった子供だ。最初の妻ミミ・ロジャースとの間には子供をもたないまま別れ、2番目の妻ニコール・キッドマンとは、イザベラ、コナーという名の2人の養子を育てた。

出会いから7週間でケイティにプロポーズ

 トムが15歳下のケイティと付き合い始めたのは、ニコールと離婚した5年後の2005年4月。出会ってわずか7週間後にプロポーズをするという、早い展開だった。共演歴もないこのふたりが関係を公にしたのは、ローマでのイベントに一緒に出席し、熱々の様子を披露した時。オプラ・ウィンフリーのトーク番組で、トムが「僕は恋をしているんだ!」と宣言してカウチの上を飛び跳ねたのは、即座に伝説となった。

 この頃、トムは『宇宙戦争』、ケイティは『バットマン ビギンズ』の公開が控えており、宣伝効果への思惑もあったのかは不明。だが、“トムキャット(TomKat)”と呼ばれてゴシップのトップに上がるようになったことがもたらしたのは、プラスばかりではなかった。

 クリストファー・ノーラン監督はすっかり辟易してケイティを続編『ダークナイト』からクビにしたし、トムのカウチでのジャンプは何度となくジョークのネタにされている。