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ー 《パラダイスを見つけました》
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ー “近しい人ほど危ない”

『DecopinLLC』

 おそらく今、日本でいちばん有名な犬の名前がつけられた社名。愛犬の飼い主、大谷翔平(29)が昨年10月に立ち上げた会社だ。

《パラダイスを見つけました》

「業務としては主に不動産売買を目的とした会社です。また支社を大谷選手の実家がある岩手県、そしてハワイにも置いています。日本支社の役員には大谷選手の母の名前があり、こちらの業務は、コンサルティング業務・マネジメント業務・不動産業務・飲食業となっています」(在米コーディネーター)

 ハワイは大谷がオフシーズンを過ごす目的で別荘を購入した地。大谷自身、別荘地の開発を手がけた不動産会社の広告塔になり、同社の公式サイトで《パラダイスを見つけました》などと語っている。

 調子の波はあれど、野球の実力は世界中のファンも文句がないだろう大谷。しかし、野球以外の彼の身辺はパラダイスとは言い難い。通訳だった水原一平氏の問題はいまだ片づいていない。そして……。

「『DecopinLLC』には役員として大谷選手の代理人の名前があります。この代理人は不動産投資にも携わっている人物。不動産投資に関しては、メジャーリーガーの副業としてはポピュラーで、これまでもイチローさん、松井秀喜さん、上原浩治さんなども現役中から行っていましたが……」(同・在米コーディネーター、以下同)

 現状ですべてが明らかになってはいないが、あくまで“イッペイ事件”について大谷は被害者である。しかし、通訳業務だけでなく、身の回りのことも親身になり助けてくれ、ある意味家族以上の関係だったとはいえ、あまりに“自分のカネ”について無頓着だったことも事実。“100億円近く入っている銀行口座に、3年間一度もログインせず放ったらかし”などとも報道されている大谷だ。