女優としての活躍

 しかし、最近の生見はバラエティ番組ではなく女優としての活躍が目覚ましい。

 2021年放送の深夜ドラマ『おしゃれの答えがわからない』(日本テレビ系)でドラマ初主演。おしゃれなものや可愛いものを見えると気持ち悪くなってしまうという、おしゃれアレルギーを持つ大学生を演じた。その後徐々に女優として存在感を示し、2022年には映画初主演作である『モエカレはオレンジ色』で、クラスメイトに馴染めない「ぼっち」な女子高生ヒロインを好演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

 2023年以降は女優としての仕事がさらに増え、『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)、『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)など多数のドラマに出演している。今期のドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)では記憶喪失になったヒロインを演じており、注目が集まっている。

「生見さんが女優デビューした当初は、事務所のゴリ押しなどと批判の声もありました。しかし彼女の演技は業界内でも非常に評判が良く、実力で先入観を吹き飛ばす結果に。本人も女優業にやりがいを感じていると、モデルプレスのインタビューで話しています」(前出・芸能ライター)

 視聴者からも彼女の演技は好評のようで、

《バラエティとのギャップで一気にファンになった》

《演技がめちゃくちゃ上手くて驚いた》

 と、良い意味でイメージを裏切られたという声が多く上がっている。

 女優業が順調になってからはおバカキャラが控えめになっていたものの、先日の『A-Studio+』で久々におバカ発言が飛び出してしまった生見。もうおバカキャラは卒業してもいいのかもしれない。