「食事もトレーニングと考える大谷選手は血液検査を受けて、避けたほうがいい食べ物などを調べています。2020年にグルテンに関して“基本的にとっていないです”と控えていることを明かしていました」(前出・スポーツ紙記者)

グルテンフリーのアスリートへの効果

 一般人からアスリートまで、多くの人が意識するグルテンフリーとはどういうものなのか。公認スポーツ栄養士の上原寛恵さんに聞いた。

「グルテンフリーはもともと、小麦などに含まれるグルテンを摂取することで身体に不調が起きるセリアック病の方のための治療食でした。それが健康によく、減量効果があるとして多くの人に広まりました。ただ、直接効果があるかは科学的に証明されておらず、グルテンフリーを実践することで食事を見直すことになり、間接的に体脂肪減少につながっています

大谷翔平が購入したとされる新居外観(米・不動産チェーン『Redfin』ホームページより)
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【写真】「お店のようなクオリティー」真美子夫人が手作りした“グルテンフリー”ケーキ

 アスリートには、どういう効果があるのか……。

現時点でパフォーマンスに影響を与える科学的根拠はありません。ただ、北米のアスリート910人を対象にアンケートを行ったところ、グルテンフリーを実践している人のうち、81%がお腹の張り、下痢といった症状が改善し、疲労感が軽減したという結果が出ています。体感になってしまいますが、結果として体調がよくなったといえると思います」(上原さん)

 今シーズンの活躍のウラには真美子夫人の特製スイーツの存在があるかも!?