目次
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ー 30分で3人分をペロリ
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ー 食欲で地域の経済に貢献
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ー 晴らすべき親方の悔しさ

 相撲界にニュースターが誕生! 大の里が史上最速記録で初優勝した。

「初土俵から7場所で賜杯を手にしました。先場所の尊富士に続く若手力士の優勝です。大の里は石川県生まれで、中学では新潟の強豪校に相撲留学。日本体育大学に進学すると、1年生で学生横綱になりました。'23年に『二所ノ関部屋』に入門してデビューするとトントン拍子に出世して、今年1月に新入幕。あっという間に頂点に立ちました」(スポーツ紙記者)

 新入幕から3場所連続での三賞受賞も新記録。二所ノ関部屋のある茨城県阿見町は快挙に沸いている。

「地元では“スター誕生”だって喜んでいるよ。この前、ウチのお客さんが彼に会ったら一緒に写真撮影してくれたって。全然、気取っていなくて、応援ありがとうございます!って、感謝してくれたらしいよ」(近所にある喫茶店の店主)

30分で3人分をペロリ

 部屋の親方である元横綱稀勢の里は、出身の同県牛久市で土地を探していたが、道1本隔てた阿見町に部屋を建てることに。

「牛久市からは財政難のため、部屋建設の補助を断られたみたいです。それで阿見町に聞いてみたら大歓迎。完成した部屋は、大きくて立派です」(牛久市の住民)

 敷地内のバスケットコートで力士たちがプレーしたり、大の里は、近所の飲食店に出没することも。

ウチには毎週2回ぐらい来ます。昼に若手4人で自転車に乗って。ワイワイ楽しそうにしていますが、騒いでほかのお客様の迷惑になるようなことはないですね。大の里さんは、いつも煮干し白湯ラーメンに油そば、それにミニ丼を付けています。ウチのミニ丼はミニといっても、普通の1杯分くらいありますよ。みんな3人分は食べるので、合計12人分。それを30分以内に食べて帰るから回転率は非常にいい。助かっています!」(『麺屋 鳳』の店長)