夫婦仲と好感度は「比例する」

 宝泉さんは、

「女性上位のカップルは結局、母親と息子みたいな関係になってしまう。息子が永遠にマザコンでない限り難しい。また妻は夫に先立たれても結構元気ですが、逆の場合はそうでもないので、妻があとに残る確率が高いほうがいい。精神年齢的にも女性のほうが上だといわれますし、男性が年上の夫婦のほうがいろんな意味で釣り合いがとれるのでは、と僕は思うんです」

市村正親さん・篠原涼子さんや高橋ジョージさん・三船美佳さん、磯野貴理子さんなど干支がふた回り、24歳差は離婚している夫婦が多い。市村さんは元妻を捨てて若い相手に走った報いを受けたのかも」(宝泉さん)

 また、離婚につながる背景として、夫婦の力関係の変化があるという。

結婚当時のパワーバランスが不変なら大丈夫なんですよ。篠原さんや大澄さんの場合は実力をつけてパートナーから巣立ったという感じですかね」(宝泉さん)

 一方、成田さんは、

「年上の男性が若い女性をものにしたり、ヒモや玉のこしなどのにおいが感じられると嫌悪につながりやすい。打算的な結婚は長く続かないですよね」

 と、夫婦仲と好感度は比例すると分析。

 大きな年の差婚のリスクについて宝泉さんは、

「加藤茶さん・綾菜さんの45歳差の結婚は当初、玉のこし狙いや財産目当て、売名などさんざんな言われようでした。今では理想のカップルともいわれますが、異例中の異例といえます

 加藤茶・綾菜夫婦のように最初は“びっくり”された年の差カップルでも長い年月を経て夫婦円満なら見た目も“しっくり”くるということ?