6月1日に天皇、皇后両陛下は東京都千代田区にある『霞会館』の150周年創立記念式典にお忍びで参加するため、『東京會舘(東京・丸の内)』を訪問された。
『霞会館』の会員資格は厳しい制限
「『霞会館』は1874年に発足した『華族会館』が前身で、旧華族の親睦の場として存在している団体です。会員資格は旧華族の男性当主や成人に達した直系の子息など、厳しい制限が設けられています」(皇室ジャーナリスト、以下同)
遡ること約2か月前、この『霞会館』に、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻や佳子さまも私的に足を運ばれていた。
「鎌倉時代から続く島津家との会合に出席されていました。この会合は“佳子さまのお見合いの意味もあった”と噂されており、佳子さまと同世代で、島津家の分家にあたる男性がお相手候補として急浮上。
今回、雅子さまが『霞会館』を訪問されたのは、記念式典への出席が目的ですが、愛子さまの“お婿さん探しの意味もあったのではないか”という声も一部で上がっています」
政府では結婚後も女性皇族が身分を保持する案について議論が進められている。この案に該当するであろう今年で30歳を迎えられる佳子さまに注目が集まっている。一方、早くも愛子さまにも“結婚”の2文字が─。
「今年の3月に学習院大学を卒業されたばかりで、結婚について考えるのは時期尚早のように思えますが、お母さまとしては早めにお婿さんを見定めたいというお気持ちがあってもおかしくありません」
雅子さまが直々に愛子さまの“お相手探し”を進められる理由とはいったい─。
「小室夫妻の一連の騒動を意識されているのかもしれません。おふたりが婚約内定会見を開いた後、小室さんの母親と元婚約者との間に金銭トラブルが発覚。秋篠宮ご夫妻だけでなく、皇室全体の問題として雅子さまも認識されたはず。愛子さまの結婚相手にも慎重になることでしょう。そうした背景もあり、早めにお相手候補を探し、見極める時間が必要だとお考えになっても不思議ではないです」(皇室担当記者、以下同)