目次
Page 1
ー デーブ氏は「笑っちゃう」
Page 2
ー マドンナは「ちょっと危ない人」

《公演内容が性的すぎる。観客はステージ上でトップレスの女性が、性行為を模倣するのを見るように強要された》

 こう訴えられたのは、歌手のマドンナ(65)。北米やヨーロッパなど14か国を回る、全78公演の『セレブレーション・ワールドツアー』のことだった。最終日の5月4日には、ブラジル・リオデジャネイロで無料公演を開催し、160万人以上を動員。彼女のキャリアで、最大規模の公演になったという。

デーブ氏は「笑っちゃう」

 盛況のうちにツアーの幕が下りたように思われたのだが、3月にカリフォルニアで公演を見た男性が、冒頭の理由で提訴したのだ。

 マドンナといえば、デビュー当時から過激なパフォーマンスや、ファッションで世間を騒がせてきた。今さら「性的すぎる」と騒ぐのもどうかと思うのだが─。

「笑っちゃうよね。この男性の予備知識が足りなすぎますよ。松平健のコンサートに行って“どうしてサンバを踊るのか”と言ってるようなものですよ(笑)」

 こう笑い飛ばすのは、テレビプロデューサーでありタレントのデーブ・スペクター氏。

「記事で読みましたが、500ドルのチケットを4枚買って見に行ってるんですよ。日本円で30万円以上ですよ。そんな人が、マドンナのコンサートがどんなものかを知らないなんてあり得ないでしょう」(デーブ氏、以下同)