ドジャースでも前例のないサプライズを行っている大谷。こうした“プレゼント大作戦”のウラには、あの“フィクサー”の影響があるようだ。

「地元ラジオ局のリポーターのデビッド・ヴァセイ氏が、Xにて《オオタニは全て妻のアイデアで実行したとデーブに伝えた》と明かしていました。実は、ロバーツ監督は無類のお好きなんです。そんな監督に日本のおを贈るのは粋ですよね」(前出・スポーツ紙記者)

気遣い上手の真美子夫人

 メジャーリーガーの“プロ意識”とは真逆ともいえる考えが、バスケ選手だった真美子夫人の中にはあるのだという。

「バスケはチームプレーが鍵となるスポーツで、団結力も必要です。真美子さんが所属していた富士通もチームメート同士の仲がよく、誕生日もお祝いしていました。ある意味、家族以上にまとまっていましたから、大谷選手にもそういった考え方の影響はあるのかもしれません」(梅田さん)

大谷から“ポルシェ”を贈られたロバーツ監督(球団専属カメラマン・スーフー氏のインスタグラムより)
大谷から“ポルシェ”を贈られたロバーツ監督(球団専属カメラマン・スーフー氏のインスタグラムより)
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 真美子夫人の中学時代の知人によると、当時から気配りのできる人だったという。

「真美子さんは当時、バスケ部のキャプテンでした。実力は飛び抜けていましたが、偉そうにすることはなく、ムードメーカーとしてチームを盛り上げていました。周りの人に気を配っていて、真美子さんがキャプテンの年は、とてもチームの雰囲気がよかったことをよく覚えています

 周囲を思いやることのできる真美子夫人は、常に愛される存在だったようで─。

「富士通時代のテーブス監督も真美子さんについて、“人間性が素晴らしい”と話していましたが、彼女のことを悪く言う人を見たことがありません。大谷選手とは極秘で交際していて、匂わせるようなこともありませんでした。それでいて、結婚のタイミングで身近な人だけには“結婚してアメリカに行きます”と報告して義理を通していました。そういうところもみんなから好かれる要因なんでしょう」(富士通時代の知人)

 気遣い上手の真美子夫人がいれば、大谷も安心!

梅田香子 スポーツライターとして、野球以外にもフィギュアスケートやバスケットボールなど多くのスポーツに精通。現在はアメリカに在住し、大リーグを中心に取材活動を行う