6月15日放送の『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)に、サッカー元日本代表・中田英寿が出演。中田がバラエティー番組に出ることは珍しく、ネット上ではそのファッションにも注目が集まった。
2006年に現役を引退した中田は、以降もさまざまな形でサッカー界に貢献しつつ、実業家としても活躍。また、ファッションにこだわっていることでも知られており、2017年に出席したイベント『GINZA FASHION WEEK』(東京)では「旅行や車よりもファッションにいちばんお金を使っている」「洋服だけ(を置くため)の場所はあります。ショールームみたいにして、きちんと整頓しています」などと語っていた。
茶室でのマナーに「抵抗ある」
「たとえば“ロングマフラー”で注目を集めたこともある中田さんですが、今回の『土曜はナニする!?』には“モノトーンコーデ”で登場。Tシャツや革のベスト、パンツ、リストバンドは黒を中心にまとめ、さらに黒と白のキャップを合わせており、大人っぽさとカジュアル感のバランスが絶妙でした。現在47歳でもスタイルのいい中田さんによく似合っていて、憧れるファンも多い」(スポーツ紙記者)
番組では、同じくサッカー元日本代表の前園真聖と京都を訪問。SNS上でも《中田英寿さんがテレビで旅してるの斬新》と話題になり、《ワイルドで素敵》《いくつになってもかっこいい》《雰囲気柔らかくなったな》という声のほか、《中田英寿が庵野監督みたいな感じになっててびっくり》と、アニメ監督・庵野秀明氏の雰囲気を感じるネットユーザーもみられた。
一方、中田が自身のインスタグラムでも宣伝していたように、同番組では「お茶農家の取材を通して、抹茶作りの裏側を紹介」していたが、一部ネットユーザーからは、
《お茶席で中田さんがキャップ被ったままなの、すごく抵抗あるな》
《和室での帽子着用が気になる》
《室内でキャップとらないんだね》
《ファッションだからだけど中田ほどの人でも室内で飲食時に帽子とらんのね》
との指摘も。
「中田さんといえば近年、日本酒の魅力を世界に発信してきましたが、最近はお茶のプロジェクトも立ち上げ、力を入れています。今回、キャップを被ったまま……というマナーに関してはチクリと言われてしまったものの、お茶文化を愛する心は伝わったと思います」(テレビ誌ライター)
もし今後、中田がメディア露出を増やしていくのだとしたら、“らしさ”を貫きつつ、マナーに関しては炎上の火種になり得るので気をつけたほうがいいのかもしれない。