――夏に海外公演を含めたツアーがあり、12月にはさいたまスーパーアリーナ(SSA)公演が。同会場では2020年に無観客での公演を開催していましたが、有観客ライブを開催できる気持ちは?
坂井「2020年に無観客でやったときは、会場で運動会をやったりとかして(笑)。やってる最中はすごく楽しかったんですけど、終わってみたら“ちょっと寂しかったな”っていう思いがあったので……。“みんなでまたこのステージに戻って来たい”って誓った約束を守ることができて、本当に嬉しいです。『とき宣』のライブって、私たちメンバー、スタッフさん、そして宣伝部員さん(ファンの総称)みんなが揃って完成するものだと思っているので、さいたまスーパーアリーナをしっかり満員にして、あの会場いっぱいの人をときめかせられたらいいなって思います。こんな早く立てるとは思っていなかったので、夢みたいな感覚ですけど、やっぱり夢はしっかり言葉にしていれば叶うんだなっていうのを、今回の発表を受けてすごく思いました」
大物アーティストとの意外な繋がり
――辻野さん、小泉さんは埼玉県出身ということで、感慨深い部分もあるかと。
辻野「私たち、昔はショッピングセンターなどの商業施設でフリーライブをやっていたんですけど、さいたまスーパーアリーナの目の前にあるコクーンシティでもライブをしていたんです。そのころ、“いつかあの大きい会場のステージに立ちたいな”って、夢のようだけど、心のどこかで思っている私たちもいたので、ついにそれが叶う日が来るんだってしみじみと感じます。あと、さいたまスーパーアリーナに立つのが決まってから、いろんな友達とか周りの人たちに“すごいね!”“おめでとう!”ってお祝いのメッセージをたくさん頂いたのも嬉しかったです。もしかしたら友達も見に来るのかな? と思うので、ちゃんとしたパフォーマンスをしなきゃなと(笑)。気を引き締めて頑張ります!」
小泉「去年、HYDEさんと音楽フェスで共演させていただいたご縁から、4月にL'Arc~en~Cielさんのさいたまスーパーアリーナ公演を見に行かせていただいたんですけど、自分があの大きなステージにそう遠くないうちに立てるって考えたときに、本当にすごいなと思って。自分たちもあんなにたくさんのファンのみなさんの前に立つということを考えたら、もうときめきが止まらないし、楽しいことしか待ってないなって! さいたまスーパーアリーナに似合う私たちになれるように頑張らなきゃと思ったので、どんどん新しいことにチャレンジして、もっとたくさんのファンの方を魅了できるアイドルになりたいなって意思がより強くなったし、自分の中で覚悟が決まったというか、奮い立たせられました。あと半年ぐらいしかないですけど、より大きなグループになれるように頑張りたいと思います」
――なんと、HYDEさんとそんなご関係だったとは!
小泉「HYDEさん、あきちゃん推しなんですよ!」
坂井「『とき宣』のライブも見に来てくださって!」
菅田「そうなんですよー!」