“絶交”のような形で結婚された眞子さん

'21年11月、圭さんと一緒に米国へ渡った眞子さん。羽田空港にて
'21年11月、圭さんと一緒に米国へ渡った眞子さん。羽田空港にて
【写真あり】金髪の男性に密着されてしまうかなりミニスカートの佳子さま

「家族と“絶交”のような形で結婚された眞子さんは渡米後、実家からの支援を受けることもなく、ほとんど家から出ずに生活しているそう。そんなお姉さまの結婚生活をご覧になって、結婚に及び腰になられているとの報道もあります。

 しかし、ひとり暮らしはご結婚への布石としか思えませんし、眞子さんが結婚した年齢と同じ30歳を今年12月に迎えられるとあって、“やはり結婚に向け、動かれるのでは”との見方が有力です」(前出・宮内庁関係者)

 紀子さまとの仲の良さをアピールするようになった理由について、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授はこう分析する。

「やはり結婚を意識されているからでしょう。結婚にあたり、ご実家である秋篠宮家と良好な関係でいることはとても重要なこととお考えなのだと拝察します。結婚して皇室を離れられたとしても、ご家族との関係が良好であれば、公私のあらゆる面で、皇嗣家の次女として特別な待遇を受けることが可能だからです」

 佳子さまが享受されるであろう“特別待遇”は具体的に3つあるという。

「まず1つは、菊栄親睦会の会員になれることです。これは皇族や旧皇族によって構成される親睦団体で、ご結婚により皇籍を離れた内親王や、その配偶者も入会の資格を持ちます。定期的に大会が行われており、天皇、皇后両陛下を含む皇族の方々や、会員とその家族が懇談する貴重な機会となります。眞子さんや圭さんも入会資格はありますが、ご家族と縁を切るような形で結婚されていますから、大会には顔を出しにくいでしょう」(小田部名誉教授、以下同)

 2つ目は、警衛面における待遇だという。

皇室を離脱されたとはいえ、身辺を狙われるリスクは一般人の比ではありません。日常での警備が必要になりますから、皇籍離脱後も皇族時代に警衛にあたっていた職員に、警護を続けてもらうことができるのです。

 3つ目は、公務で培った人脈を生かし、援助を受けることができるという点です

 そうした恩恵を受けるには、やはり「両親との雪解けが欠かせない」という。

「眞子さんのように、ご両親との関係が良好でない状態で、そうした待遇を受けた場合、特権的なものとして国民から非難を受ける可能性があります。だからこそ、ご両親との関係改善は必須なのです。また、佳子さまが皇籍離脱後も皇嗣家の次女として相応の待遇を得たいとお考えになり、そのために行動されることは、嫁ぎ先のお相手やそのご家族への配慮でもあり、礼儀ともなります」

 紀子さまとの軋轢解消は、やはり結婚への布石か─。

小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数