やまともXにて、

《宣言通り音楽業界に革命を起こすことができました》

 と満足気な様子。ただ、その“手法”に対しては一部で批判の声があがっているようで……。

《歌がおまけ》

「今回リリースされたシングルは通常版と各メンバー版の全6形態のCDで販売されていて、それぞれ価格は税込1000円。封入されている“特典応募シリアルコード”1つで、S・A・Bの3つの賞のどれかに応募できるようになっていました。ただ、それぞれの形態によって応募できる賞が限られているだけでなく、なかにはコードが2つ必要なものも。

 メンバーと会えたり話せたりする賞もあって、ファンとしてはなんとでも当選したいでしょう。特典付きのCDはいまどき珍しくありませんが、露骨に複数枚数買いを誘導する売り方には疑問が残ります。案の定、フリマサイトではシリアルコードの抜かれたCDが半額以下の値段で大量に売りに出されています

 現在はすべての賞の応募が締め切られているが、ホームページを確認すると全部で30種類の賞を選ぶことができたそう。しかし、CD1枚ではそのどれかにしか応募できなかったというわけだ。

『拝啓、俺たちへ』の通常版ジャケット(コムドット公式ホームページより)
『拝啓、俺たちへ』の通常版ジャケット(コムドット公式ホームページより)
【写真】ハワイのプールでコムドットメンバーのWデートを目撃撮

 これにはネット上で批判の声が寄せられていて、

《メンバー毎に合計何十種類も特典出したり、サブスク版で再生回数に応じた特典つけてランキング入りしようとしたり、自分達の曲に自信があるなら曲一本で勝負してみせろよ》
《いっちゃ悪いがAKB商法だよね? 純粋な購入者は何割なのか。業界変えるなら 特典付けずに勝負しなよ》
《歌がおまけになってる》

 などと、手厳しい言葉が並んでいた。

 特典の手厚いCDで枚数を売り上げたコムドットは、ある意味では音楽業界の常識を変えてみせたのかもしれない。