なんで都知事選に出たんですか?
「この後、古市さんは《なんで都知事選に出たんですか?》《政治家にならない方が議論として一貫してると思うんですけど》とまるで“追及”するかのように質問。しかし、石丸さんは《ん?どういう一貫性をおっしゃってますか?》と理解できていない様子でした。石丸さんが『“政治屋”の一掃』というテーマを掲げていたため、古市さんは“政治家にこだわる必要がないのに立候補したあなたも政治屋じゃないか”と主張したかったのかもしれませんが、これはちょっと無理やり感がありましたね」(スポーツ誌ライター)
この後も、古市氏は畳みかけるように質問を継続。石丸氏が質問の意図を掴み切れないままに《もうちょっとまとめて質問してもらっていいですか?》など対応しているところで、中継時間が終了となった。
「攻めまくる古市さん、それに答えられない石丸さん、そして明確な返答がないまま強制タイムアップという、ぱっと見は“古市勝利”に見える流れでした。しかし、実際は古市さんの質問の意図が分かりにくく、石丸さんは“何を答えればいいのか分からない”という状態だったように思えます」(前出・スポーツ誌ライター)
選挙終了後の会見では《できることは全部やった》と語る一方で、《何よりも願うのは、国民の目として、耳としてマスメディアが奮起してくれることです》とも話した石丸氏。日テレを含め、今後のテレビ・マスコミとの関係にも注目していきたい。