佳子さまがSNSアカウント作成も

5月に御料牧場を訪問されたときの天皇ご一家の写真(宮内庁公式インスタグラムより)
5月に御料牧場を訪問されたときの天皇ご一家の写真(宮内庁公式インスタグラムより)
【写真】英国のリーズ大学留学中、交際相手と囁かれた男性と談笑される佳子さま

 '22年、秋篠宮さまはお誕生日会見でSNSについてこう言及されていた。

「記者からの“各皇族方がアカウントをお持ちになって、発信するという可能性もあるか”という質問に対して、“おそらく私はやらないと思いますが、もちろんあり得ることだと思います”と発言されていました。秋篠宮さま自身はSNSに対して消極的な姿勢のようなので、秋篠宮家としてのアカウントではなく、佳子さま個人のアカウントが作成される可能性もあるでしょう」(皇室担当記者)

 宮内庁が佳子さまの投稿をする場合の問題点について、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は次のように話す。

佳子さまのお写真を投稿するにしても、現在のアカウントに投稿するのか、新しいアカウントを作るのか、最初に方針を決めておくべきだと思います。いずれにせよ、デメリットは生じるでしょう。例えば、新しいアカウントを作ってしまうと、天皇ご一家と佳子さまが同じ皇室の一員でありながら、それぞれ別の活動をしているように受け取られる可能性があります」

 小田部名誉教授が続ける。

「逆に現在の公式アカウントに佳子さま関連の投稿をするとなると、天皇ご一家と佳子さまという皇嗣家の一員が同格の存在であるように受け取られかねません。そうしたことを避けるためにも、天皇家以外の宮家の方々だけのアカウントを別に設けて、そこに佳子さまの投稿をするのが望ましいと思います」

 考えられる懸念は、ほかにもある。

「秋篠宮家の中で佳子さまだけがSNSに登場した場合、“家族の関係性に問題はないのか”という声も上がるはずです。天皇ご一家のインスタ成功の一因は、ご家族の一体感にあったともいえます。その文脈でいえば、独居騒動を起こし、ご家族から孤立した佳子さま個人の投稿が、どこまで国民の共感を得られるのか心配もあります」(小田部名誉教授)