「手放したくない」複雑胸中も
神田にとって思い入れのある実家だが、この家を巡って“ご近所トラブル”も起きていた。
「相続はしたものの、神田さんは実家を放置したままで、ずっと空き家の状態でした。家の周りには草がぼうぼうと生い茂り、落ち葉の掃除は近所の人がしていましたね。ネズミが出入りしているところも目撃されていて、近隣住民は“何かあったら怖い”と、困っていたそうです。
人づてに神田さんに掃除や管理をお願いしたこともあったそうですが、“実家の管理者は俺じゃない”と断られたそう。一方で神田さんは“この家は思い入れがあるから、手放したくない”とも漏らしていたみたいですよ」
'21年、『週刊女性』がこの“空き家トラブル”について神田本人に聞いてみると、
「今後、管理、掃除はするようにします」
と返答していたが……。
『週刊女性』が再度、この実家を訪れてみたところ、売却された後も表札はそのまま。家の壁面にはびっしりとツタが絡まり、荒れ放題も変わらず。近隣住民に最近、神田が来たか聞いてみると、
「最近というか、一度もこの家を掃除したり管理しているところは見ませんでした」
とのことだった。
実家の売却、『旅サラダ』卒業後の予定について聞くため、神田の現在の自宅を訪ねたが不在。締め切りまでに連絡をとることはできなかった。
この実家に隣接する寺には、神田の母が眠っている。次々と身辺整理をして身軽になっていく神田を、天国の母はきっとやさしく見守っているに違いない。