「ホームセンターにある懸賞はがきが狙い目です」
20歳のころ懸賞に目覚め、インドやベトナム、箱根まで国内外の数々の旅行を当ててきたキャサリンさん。去年は下呂(げろ)温泉の旅館宿泊券を当て、“ケー友(懸賞友達)”であるガバちゃんと一緒に楽しんできたそう。
「クローズドのウェブ懸賞に応募することが多いです。ウェブはひとつのレシートで3~4つの懸賞を一度に応募できたり、効率がいい。とにかくコンスタントに、数を打つのが私のスタイルです。地道な応募で松任谷由実さんのコンサートチケットを当てたことがあって、本当にうれしかったですね」(キャサリンさん、以下同)
そんなキャサリンさんのおすすめは、ホームセンターにある懸賞専用はがきによる応募。
「ホームセンターだと普段よく行くスーパーでは見かけないような企業の懸賞の応募はがきがたくさん置いてあります。特に狙い目はペット関連の懸賞。ペットを飼っている人は年々増えていますが、懸賞への参加率は実はそこまで高くない。下呂温泉もペット系の懸賞で当てたんですよ」
応募専用はがきのいい点は、必要事項が過不足なく書き込めるところ。
「懸賞達人によっては『色ペンで書くといい』という人もいますが、ペンの色よりもとにかく内容を重視。私は黒いペンしか使いませんが、丁寧な読みやすい字で、必要なことをきちんと書くことを徹底しています。
当落に直接関係があるかは未知数ですが、主催者側の手をわずらわせないというのも、大事なのではと思います」
教えてくれた達人……ガバちゃん●懸賞歴35年。日本で唯一の「懸賞ライター」として、懸賞主催者や当選者への取材も多数。近著に『日本一の懸賞達人・ガバちゃんの劇的に当選率がアップする 当たる!テクニック30』(白夜書房)。
取材・文/遊佐信子