3位は小林鷹之(49)。

「古くさい日本の政治を刷新してくれそう」(千葉県・44歳)、「あまりよく知らない人だけど、だからこそ思い切った政治をするのではないかという期待感がある」(滋賀県・59歳)、「頭がキレる。派閥の影響を受けにくい。自民党や国会、日本を国際感覚ある方に改革してもらいたい」(大阪府・49歳)とのコメントが集まり、42票獲得。8月19日に先陣を切って出馬を表明し、一気に知名度を上げた。

「これまで彼のことはほとんど知られていなかったと思います。小林さんが上位にきたのは40代という若さ。女性の首相よりも、今は世代交代が望まれているということでしょう。ただ出馬会見での印象から能力は高そうですが、華がないという意見が。政治家に華はいらないという声もあるでしょうけど……」(有馬さん)

「派閥や風習をクリーンにできる」

 2位は石破茂(67)。

「既存の自民党とは違う考え方を持っていて、今の自民党の派閥や風習をクリーンにできる議員だと思う」(大阪府・43歳)、「長年、首相を目指していて志が高いと思う」(福岡県・66歳)、「庶民感覚を持っていて、やるべきことはきちんとこなしそう」(千葉県・63歳)、「しっかりと言葉を選んで発言していて、とても慎重で、信用できる人だと思う」(長野県・58歳)とのコメントが集まり、95票を獲得。

「政治は変わってほしいけど、若けりゃいいというもんじゃない、経験も必要だという人が石破さんを選んだのだと思います。実際38年とキャリアは長く、手堅く政治をおさめていけそうな期待感がある。人望がないと言われていますが、人望が伝わるほど他人と群れないから。他議員と一緒にごはんを食べたりしないので、飯も食ってないのに投票できるか、という政治家もいる。

 忖度がなく、安倍元総理の夫人の行動が問題になったときも政治に与える影響などを率直に語ってくれます。あいつは情がないと自民党議員から言われても、国民から見ると正直な人。国民人気はその点にあると思います」(有馬さん)