「サッカー日本代表元監督のトルシエ氏の通訳を務めたフローラン・ダバディ、室伏広治、中田英寿、俳優の小澤征悦といった顔もキャラも濃い面々(笑)がそろっていますね。こんな遍歴の中で、進次郎氏を選んだのは意外でしたが、スポーツ選手や俳優よりも、自分の力をパートナーと一緒に使える政治家に、価値を見いだしたのかなと思います」
「どこに行っても“お・も・て・な・し”」
スポーツ選手は短い現役時代が華。俳優という仕事に対しては妻が何かできるという部分は少ない。内助の功ではないが、政治家の妻のほうが確かに自分の能力を生かせるだろう。
「彼女自身、上昇志向はすごいと思います。ただ、滝川はルックスや雰囲気から“完璧”というイメージを、世間が勝手にふくらませているのかなという部分はあります。就活でフジテレビを落ちるなど、挫折も味わっているんです。
でも世間がつくったイメージを利用する才能があって、本人はそれで成り上がってきました。今回、もし進次郎氏が総理大臣に就くことになり、彼女がファーストレディーになったら、周囲から求められていることをうまくこなしていけるのかなと思います」
総裁選は9月12日告示、27日に投開票のスケジュール。43歳という日本の政界史上、いちばん若い総理大臣の誕生はあるのか?
「どこに行っても“お・も・て・な・し”と言われる」
と苦笑いしていた滝川だが、その肩書が“総理大臣の妻”にアップデートされる日が近いのかもしれない。