インタビューで語った借金

 水原被告は、アメリカのスポーツ専門放送局『ESPN』のインタビューで自身の借金について、

「妻は何も知らなかった」

 と証言。水原夫人にとって、衝撃的な出来事だろうが、これから先も苦難が待っている。

「水原被告がウーバーイーツの配達員をしていると現地メディアが報じましたが、その後、係争中であることを理由に配達員の資格が剥奪されたようです。水原被告には、大谷選手へ約25億円の弁済義務もありますが、これほど大きな事件を起こしただけに、大金を稼ぐのは難しい状況。全額返済は現実的ではありませんが、残りの人生で返済に励まなくてはなりません」

 捜査を担当した検事は6月の会見で、水原被告の今後について、

「アメリカで服役した後、日本に強制送還されるだろう」と明かしていた。

 金や社会的地位を失ってもなお支えてくれる妻は、どこまでついていくのだろうか。