LINEの誤爆で離婚騒ぎも

 ここまではXでの事件簿。Xでは本名を晒して投稿する一般人は少ないので、大事には至らないことが多いかもしれない。次の事件は、実名でのアカウントも多いインスタグラムで起きたものだそうだが……。

《酔っぱらってなんだかわからないうちに、インスタのストーリーに彼氏との営み動画を載せてしまった。すぐに削除したものの、3~4年たった今でも武勇伝として友達の間で語り継がれている》

 同じく、これもインスタでの“うっかり、いつのまにか”パターン。

《眠るまで布団でインスタを眺める私。いつもは見る専門なのに、寝落ち寸前で朦朧として、謎の投稿をしてしまった。意味不明な自宅の汚部屋写真を誤爆……。もちろんコメントなしの無言。もう眠い時はインスタを見ません》

 などなど、SNSの種類を問わず、多数の声が寄せられておりオソロシイ~!

SNS“誤爆”の危険は一般人にも ※写真はイメージです
SNS“誤爆”の危険は一般人にも ※写真はイメージです
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「同じSNSでも、PC版だと一度ログアウトしてから別のアカウントにログインするのにひと手間がかかる。その分間違えにくい。画面もスマホより大きいので、小さなアイコンなども見やすく、視覚的にも気づきやすい。PCでログインする際のブラウザをアカウントごとに分けてしまうのもオススメの手です」 

 老眼でぽちぽちとスマホをいじっていると、すわ誤爆ということになりかねない。あえて大画面のパソコンでSNSを利用するのも手だ。

 家族間でLINEのやりとりをすることも増えた。親子間や夫婦間での誤爆だからと油断はできない。俗に「誤爆離婚」などと呼ばれるケースもある。芸人の鳥居みゆきは、“もう離婚かな”というメールをマネージャー宛てに送るつもりが夫に送ってしまい、本当に離婚するはめに。LINEなどのメッセージの誤爆は、Xやインスタグラムの投稿以上に起こりやすい。

「とある調査によれば、LINEでの誤爆は一般人で4人に1人が経験しているそう。では、誤爆してしまったらどうするか。“相手が読んでいなかったら送信取り消し。すでに読まれていたら謝罪”が基本です」