目次
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ー “7大豪胆伝説”
Page 2
ー 初対面で「おうちに遊びに行っていいですか」
Page 3
ー 「リハーサルしているうちに覚えます」

 

“7大豪胆伝説”

 NHK連続テレビ小説『おむすび』が放送スタート。ヒロインを務めるのは「千年に一人の逸材」と称され、“奇跡の一枚”からその名が轟いた、橋本環奈。ドラマ、映画、舞台、CMに数多く出演し、『紅白歌合戦』の司会も務める、今や国民的女優のマル秘エピソードを一気にご紹介しちゃいます!

(1)奇跡は一枚の写真から始まった

 すべての始まりは、ネットで拡散された一枚の写真。

「橋本さんは中学3年生だった'13年、アイドルグループ『Rev. from DVL』のメンバーとして活動していました。ローカルアイドルでしたが、福岡でイベントに出演した際に撮られた写真が“奇跡の一枚”と呼ばれて話題となり、絶世の美少女として一気に日本全国に知られることになったんです」(アイドル誌ライター、以下同)

 付けられたキャッチフレーズは“千年に一人の逸材”。ただ、不動のセンターと呼ばれるような存在ではなかった。

「橋本さんは身長が低く、曲によってはほかのメンバーとのバランスが悪いと、当時の事務所から判断されていました。なので“奇跡の一枚”が撮られた曲は本来、踊らせてもらえないはずだったんです。しかし橋本さんは、“端っこの後ろのほうでいいから踊らせて”と直談判。奇跡は自分で呼び込んでいたんですね」

(2)どこへ行ってもスカウトの嵐

 '23年2月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、福岡に住んでいたころの生活を語っていた橋本。

「福岡ドーム(現みずほPayPayドーム福岡)に野球を見に行ったときもそうだし、お父さんと買い物でスーパーに行って試食コーナーで声をかけられたりしました」

 どこへ行っても目立っていたのだろう。だから、橋本はこんな勘違いをしていた。

「スカウトって全員がされるものだと思ってて……。街を歩いたらスカウトされるものだと思って生きてきたんです。月1ぐらいで声をかけられてたんですよ、福岡にいたとき。でもこれ、めちゃくちゃ嫌みになるなと思って、言ってこなかったんです(笑)」

 芸能界に興味を持っていたがスカウトされた事務所ではなく、最終的には新聞広告を出していた事務所に、自ら応募。家族は快く応援してくれたが、人気が上がるにつれ、状況にイライラし、家族にあたってしまったことも。

「盗撮されたり。学校に通ってるだけなのにバスの中ですごいひそひそ話されたり」

 橋本も自身の人気に、気持ちがついていかなかったのだろう。