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ー 「死んじゃうかも」と
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ー SNSで発信し続ける意味

 ステージ3Aの「浸潤性小葉がん」を公表し、乳がん闘病中の梅宮アンナさん(52歳)。現在は抗がん剤の副作用が落ち着き、食欲が戻って体重が5kg増えたという。右胸全摘手術を11月7日に控えた今の心境を語ってもらった。

「死んじゃうかも」と

 がんを小さくしてから手術を行う「術前化学療法」を選択、8月から抗がん剤を2週間に1回、投与していたが、前半4回が終わった時点で肺炎に。いったん中断し、今は切除手術に向けた準備期間だ。

「順調にいけば来年の夏、病院通いが落ち着く予定。とはいえ、治療自体がハードなフルコースなのですでに予定通りには進んでいませんが(笑)。今は抗がん剤が身体から抜けた状態なので、食欲も戻って比較的元気に過ごしています。先日は仕事で富山県に行っておいしいものを食べてきました。それでもね、やっぱり1日に1回は泣いてしまう。がんのこと、思い出さない時はないので」

 抗がん剤の投与が始まる前は、こんなにつらいものとは想像していなかったという。

「私の場合、抗がん剤の翌日に白血球を回復させる注射を打つと、胸の奥に強い痛みが走ることがあって。免疫力が下がって肺炎になったときには高熱で身体も動かないし、水分も取れず『死ぬかも』と思ったことも。途中で抗がん剤治療をやめてしまいたくなる気持ちがよくわかりました。何より、治療が順調に行かなかったことがショックで、かなり落ち込みましたね。とはいえ、同じ薬でも人によって全然、違うので、むやみに怖がらないでほしいです」