容疑者の母親は
自宅の庭にいた千明容疑者の母親に声をかけたが、すでにマスコミの取材を何度か受けているせいか、
「もう喋らねぇから。夫に止められているから。すみません……」
と、口をつぐんだ。
近所に住む千明家の親戚の1人にも聞いてみると、
「ええっ!? あの子がそんな事件を……。大人しくて、機械いじりが好きで、頭のいい子だったのに、そんな……」
と、その場で泣き崩れて、それ以上の言葉は出てこなかった。
「でもね、今年は彼も腰を痛めたとかで、あんまり農業も焼き芋もやっていなかったのよ」(前出・近所の女性)
一部の報道によると、事件前日の夜、千明容疑者は母親に100万円を渡して家を出て行ったという。
身勝手な思考に陥ったのか、自暴自棄になったのか。決して許されない行為を犯した容疑者の動機は、今後の捜査と裁判で明らかになるのか。