ところがSNS上では、
《大谷に取材拒否られてるの見て最高にスカッとした》
《大谷さんを聖人君子だと思ってたけど人間味ある所もあって好きになった ワル谷さんの顔良い顔してるなぁ〜》
《大谷さんは真面目で誠実だと思うけど、聖人ではない。でもそこがいい。嫌なこと不快なことは言葉と態度で示さないと大切なものは守れない》
無礼さを非難されるどころか、彼らを拒絶した態度を称賛する声ばかり。
そもそも“聖人”のイメージはない
大谷といえば、全国の小学校への野球グローブ寄贈をはじめ、小児支援団体や被災地への寄付など支援活動を継続している。また元通訳・水原一平被告によるスポーツ賭博騒動に巻き込まれたものの、自身に関するスキャンダルが全くないことから“聖人君子”とも称されている。
そんな大谷だけに、たとえ“いざこざ”があった相手だとしても、さらにはWS制覇後の“晴れの日”のシチュエーションだ。インタビューを断るはずがないーー。もしかしたら、取材クルーにはそんな思惑があって直撃を試みたのかもしれないが、断固として「NO」を突きつけたということか。
かつて北海道日本ハムファイターズの取材に当たったスポーツ紙・担当記者によると、
「“聖人”……というイメージはないです(笑)。先輩に対しても物おじせずにはっきり意見をぶつけますし、何よりイタズラ好きな“悪ガキ”で、年が近かった近藤健介(31、現ソフトバンクホークス)をよくイジっていました。
そして自分の中で明確な“マイルール”を定めていて、野球のために費やす時間をきっちりと決めて頑なに守る一面もありました。逆にいえば、自分の“テリトリー”にズカズカと侵入してくるような者に対して嫌悪感を示すのかもしれません」