“金儲け”システムに疑問の声
「船の劇場は、国土交通省と連携もしていたんです。莫大な金がかかっていましたよ。ただ、コロナの影響で船の維持ができなくなってしまいました。船自体も、いい話ばかりではありません。乗降する港が各地の中心街から遠いと不評だったり、メンバーの中には船酔いする人もいたようです」(イベント会社関係者)
アイドル業界は、人気の移り変わりが早い。次から次へと新しいグループが誕生して活躍している。一世を風靡して今も高い知名度のある48グループとはいえ、その人気を維持するのは容易ではない。
STU48を応援するファンは、アプリ課金というファン心理を利用した“金儲け”のようなシステムに疑問があるようだ。
《結局は文句言っててもあなたたち課金してくれるんでしょと言われている気しかしません》
《研究生にも正規メンバーにも失礼です。メンバーに対するリスペクトはないのですか?》
《課金を促す目的で急きょ決めた行き当たりばったりな運営にファンも信用を失ったに違いない》
11月1日、1位と2位になった研究生が公式サイトで発表されて、課金イベントは幕を閉じた。生き残りをかけたアイドルグループが導入した新制度は、荒波の船出となったか。