ワーストランキング、トップ3の面々は?
3位にランクインしたのは、爆笑問題の太田光。
「上から目線の発言がイラつく」(神奈川県・男性・49歳)
「場の空気を読まず、共演者もあきれぎみ」(大阪府・男性・56歳)
と、意外にも男性からの不支持票が多いよう。
「印象的だったのはやはり、'21年のTBS選挙特番でのMCぶり。彼は決して上から目線ではなく、ただ自分の意見を言っているだけなんですよ」
当時81歳だった二階俊博幹事長に「いつまで政治家を続けるつもりですか」などと質問。太田の数々の発言が無礼だと、SNSで大炎上した。
今年も同番組のMCを務めた太田だが、当時とは打って変わり、石破首相に礼儀正しく接する姿がネットで大騒ぎに。
「自分の意見を言うだけで“上から目線”とされちゃうのが令和の時代。でも、太田さんのように政治を語り、政治に文句を言える芸人は絶対に必要。
今、この役割ができるのは彼くらいで、ひとり背負わされている感もあります。そもそも、政治的な発言をタブーとするテレビ局がいちばんの問題だと思いますけどね」
第2位は『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でおなじみ、キャスターの宮根誠司。
「人の話を遮るところが不快」(愛知県・女性・54歳)
「不倫、隠し子、離婚など自分のことを棚に上げてすごく偉そう」(大阪府・女性・59歳)
と、10年以上前に発覚した隠し子騒動をまだ視聴者は忘れていなかった……。
「'07年に『ミヤネ屋』の全国放送が始まったころは、関西から刺客が現れた!と大変な話題になりましたよね。それが隠し子騒動で一気に失速してしまった印象です」
'12年に週刊誌が、16歳年下の不倫相手との間に生まれた隠し子の存在をスクープ。宮根は報道を認め、謝罪した。
「今やテレビ番組の司会は、フリーになった“元局アナ”だらけ。以前はみのもんたさんのように強烈なキャラクターもいて、宮根さんは唯一、その流れを受け継ぐ人でしょう。
彼のように個性の強い人が活躍できた時代はもう終焉(しゅうえん)を迎え、あとに残るのは品行方正で、賢く、耳心地のいいことしか言わないフリーアナたちだけ。
炎上を嫌う今の時代は重宝されますが、もはやAIと変わらない。いっそのことアバターにMCをさせればギャラも発生せず、テレビ局にとって好都合では」