ジャニーズ時代にあった“タブー”
活発になりつつある事務所の垣根を越えた共演について、メディア研究家の衣輪晋一さんに聞いた。
「ジャニーズを取り巻く“タブー”はたくさんありましたが、中居正広さんや井ノ原快彦さんなどのタレントたちは、10年近く前から改革を望む声をあげていました」
その影響で少しずつタブーは薄まり、
「2019年には、当時のジャニーズJr.『MADE』が他事務所のイケメンたちと舞台で共演しました。時代が変わりつつある中で、2023年に故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が表面化。2度の会見が行われて、体制が一気に変わったと思います」(衣輪さん、以下同)
どういうことか。
「会見に登壇した東山紀之さんは、昔から誠実に事務所をよくしようとしていました。そんな中、会見で多くの記者から突きつけられた“現実”に、タレントとして守られながら見てきたものとのギャップを強く感じたのだと思います。それによって、他事務所との共演が活発になっていったのではないでしょうか」
こうしてイケメンたちを隔てる垣根がなくなり、2025年には映画も予定されている。
各事務所のイケメンが集う令和のイケメンパラダイス

令和のイケメンパラダイスに出演する上白石萌歌
「人気ラブコメ漫画が原作で、上白石萌歌さんを各事務所のイケメンたちが取り囲む“令和のイケメンパラダイス”のような作品になるそうです。
メインキャストには、なにわ男子の高橋恭平さん、INIの木村柾哉さん、FANTASTICSの中島颯太さんが名を連ねており、ほかにも彼らと同じ事務所のイケメンたちがたくさん出演する予定です」(映画関係者)
これについて、製作の東宝に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
ファンにとっては“ハッピーサプライズ”かも!?