“過去最高の露出”
その後、2015年に一般男性と結婚、現在は1男1女の母親でもあるが、人気は衰えることがない。今回の写真集の売り上げがそれを如実に表している。
そのワケを、アイドル誌編集者はこう語る。
「昔活躍したアイドルたちの中には、完全に芸能界を引退してしまった人たちもいますが、結婚してお子さんが生まれると“ママタレ”として復帰する人も多いです。モー娘。のメンバーも例外ではありませんが、後藤さんはママタレの道に進みませんでした。出産後もライブ活動を続けており、YouTubeチャンネルを開設したり、VTuberになったり、時代の流れに沿った活動をして、好きなゲーム関連の仕事も継続。今年7月には13年ぶりに新曲をリリースするなど、“アイドル”を続けています。それがファンに受けているんでしょう」
ママタレになると、キャラクターとして“生活感”が必要になるときもあるが、アイドル路線を崩さないゴマキにはそれが感じられない。それゆえ、全盛期の“ビジュアル”を保つことができているのだと。
2019年には不倫報道が出たにもかかわらず、ファンが離れることがない理由はそこにもあるのだろうが、さらにこんな分析も。
「当時のファンも年を重ね、40代になっています。お金が自由に使える世代ですから、写真集が1冊3000円なら手に入れたいでしょう。しかもその世代の人は、パソコンやスマホに保存するデジタル写真ではなく、印刷された実物にこだわる人も多い。
加えて、なんといっても写真集の中身がすごかった。“過去最高の露出”と賞賛されているように、写真を見て血圧が上がったファンも多いのでは(笑)。本人も“出来上がったのを見て、自分でもハッとするページがあった” と言っているほどですから。元アイドルで、しかも39歳になった彼女が、ここまで攻めてくるとは思いませんでした。」(同・アイドル誌編集者)
時代を席巻した稀代のアイドルプロデューサー・つんく♂の眼に、やはり狂いはなかったようだ。