実際、フジテレビを傘下にもつ『フジ・メディア・ホールディングス』にも影響が出始めている。同社の株式のおよそ7%を保有する、アメリカの投資ファンド『ダルトン・インベストメンツ』が「企業統治に深刻な欠陥がある」として調査を要求。
株主総会叫ばれる経営陣の撤退
中居個人だけではなく、フジテレビのトラブルとして、「株主価値がさらに損なわれる可能性がある」と視聴者、スポンサー離れによる株価下落を危惧しているのだ。同局は昨年末より、外部の弁護士による「事実確認の調査」を始めているというがーー、
「外部といっても“身内”では意味を成さず、問題をクリアにできない、納得がいかない調査結果が出るのなばら株主たちも黙ってはいません。6月の株主総会で経営陣の撤退が叫ばれる事態を招く前に、やはり第三者委員会による公正な調査が入るべき。
すでに“内部”だけの問題ではなく、それこそジャニー喜多川氏が起こした問題同様に、世界中から動向を注視されるビッグ・トラブルであることを認識すべきだと思います」
1月1日放送のフジテレビ『新春! 爆笑ヒットパレード2025』にて、漫才を披露したお笑いコンビ『爆笑問題』。得意の時事ネタで中居のトラブルをイジって見せては、
「とにかくこの番組だけはずっと長く続けてほしいなと思います。ただね、その前にね、フジテレビが潰れます」
笑えないボケをかましていた太田光。その言葉、あながち間違いとも言えないのかもしれない。