「水原被告側は禁錮1年6か月が妥当と主張しています。その理由の一つに“著しい低賃金”を挙げています。

 水原被告は24時間いつでも対応できる状態で準備していたといい、ほかにも日常の雑務をこなしていたと主張。

 食料品の買い物や郵便受けのチェック、自転車の修理、大谷選手が日本の岩手に帰る際の同行などを挙げ、“年末年始に4日ほど連続で休むことが唯一の長期休暇。それ以外で妻と過ごす時間はほとんどなかった”と告白していました」(スポーツ紙記者、以下同)

現地メディアにインタビューを受ける水原一平(『BallySportsWest』公式ユーチューブチャンネルより)
現地メディアにインタビューを受ける水原一平(『BallySportsWest』公式ユーチューブチャンネルより)
【写真】水原一平被告が解雇直前に参加したセレブパーティーでの“美人妻”ツーショット

日ハム時代に明かしていた通訳の大変さ

 だが、こんな多忙な生活になることは、水原被告にもわかっていたかもしれない。

水原被告が日本ハムで外国人選手の通訳をしていたとき、“試合がない日こそ、サポートをお願いされるので、まともに休めるのが月に1度くらい”“外国人選手と食事をしていると、別の外国人選手から食事の予約をお願いされる”“常にサポートをお願いされる状況。家族より長く一緒に過ごしている”と、大変さについて明かしていました。

 メジャーリーグの通訳の平均年俸は1000万円と言われており、それと比べると、かなり高額の報酬を受け取っていましたし、日本ハムでの通訳時代を考えれば、大谷選手の専属通訳としての忙しさは想像できたと思いますが……。苦しい言い訳のように聞こえます」(ワイドショースタッフ)

 どんな事情があっても過ちを犯したことに変わりはない。日米を騒がせた事件はどんな幕引きになるのか――。