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ー 「著しく低賃金だった」と主張
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ー 「賭けする時間はあるのに?」

 日本時間1月24日、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平の元通訳・水原一平被告に対し、米検察は4年9か月の禁錮刑、また大谷への賠償金として1697万ドル(約26億円)の支払いなどを求めた。ネット上には《刑が軽い》との指摘も寄せられているが……。

「著しく低賃金だった」と主張

 大谷が北海道日本ハムファイターズからドジャースへ移籍した際、彼の専属通訳となった水原被告。しかし2024年3月、水原被告は違法賭博に関与していたこと、その資金として大谷の銀行口座から盗用があったことなどが報じられた。

 水原被告はドジャースから解雇され、2024年6月に有罪となっていたが、当初は同年10月に言い渡されるはずだった判決が、これまで延期に。水原被告が体調を崩し、ギャンブル依存症に関する精神科医の鑑定書の作成に遅れが生じるなどしていたためだった。

 そんな中、米検察が禁固刑や賠償金の支払いの量刑を求める文書を裁判所に提出。

「賠償金は当然として、禁固刑に関しては4年9か月、また禁錮刑後3年間の監督指導なども求めていると伝えられましたが、ネット上には《懲役でもないし禁固刑なら意外と軽い》《刑が軽いしやったもん勝ちだな》といった声も寄せられています」(スポーツ紙記者)

 一方、報道によると、水原被告側は裁判所に懲役1年6か月を懇願しているという。さらに、自身のギャンブル依存症により4070万ドル(約63億円)の負債があることや、ドジャースで「24時間いつでも対応可能」な状態で働くも「著しく低賃金だった」こと、「妻と過ごす時間をほとんど取れなかった」ことなどを主張しているとも。