人生経験を豊かに積んだ年代だからこそ沼らず、騙だまされず。アプリというツールとは距離感を持って付き合いたいものだ。
トラブル対策チェックリスト
1・電話で確認
メッセージのやりとりだけでは、相手の素の姿や雰囲気をつかみづらいため、あらかじめ電話での会話やテレビ電話を活用して身なりをチェック。「顔は出せない」「電話ができない」と理由もなしに断られたら要注意、迷わず連絡を絶とう。
2・URLリンクにはアクセスしない
「違うアプリのほうが話しやすいから」「このサイトに移動して話したい」というような勧誘をして、見知らぬURLを貼りつけてくる人には要注意。移動先で法外な利用料金を請求されたり、個人情報を抜き取られる可能性も。
3・密室での待ち合わせはNG
既婚者専用マッチングアプリを通して出会った女性が、カラオケボックスで性被害に遭うという事件が。身体の関係を持ちたい場合はそれなりに関係値が深くなり信用できるようになってからにしよう。
4・自分の生活圏で会わない
家の特定や、ストーカー被害につながる可能性もあるため、自宅近くの場所で会うのは避けよう。相手の家に近すぎても危険なので、お互いの生活圏の中間地点を指定するのがベスト。
プロが選ぶ優良マッチングアプリ
ハハロル
精神科医が監修する50代以上のための検索型マッチングアプリ。シニア世代の孤独や孤立を防いで、心身の健康を保つことを目的としている。恋愛だけでなく、友人を探したい人にもおすすめ。
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再婚を目指す登録者が多い検索型マッチングアプリ。登録者の7割以上が中高年で、真剣にパートナーを探したい人向き。シングルマザーやシングルファーザーなどの子持ち独身者も多数登録する。
取材・文/井上真規子