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転職活動やバイト探しで求人情報をチェックする際、職場の雰囲気を気にする人も多いだろう。「アットホームな職場」や「和気あいあいとした職場です」といった定番のフレーズで、雰囲気のよさをアピールする企業も少なくない。
しかし今どきのZ世代はこういったフレーズに対して“危険”を察知するのだとか……。
社員旅行は超デメリットだった
昨年Xで、求人の募集要項欄によく書かれているこんなフレーズについてのポストが共感を呼んでいた。
《「社員旅行があります」ってメリットのように記載してる会社、若者からしたらそれが超デメリットなの分かってないのかな?》(6.2万いいね)
ポスト主は、社員旅行は「旅費が給料から天引きで積み立てされる」、「土日の休みが潰れてしまう」、「上司への気遣いをしなければならない」、「宴会での催し物が面倒くさい」など複数の理由からデメリットだと主張していた。
そしてこのポストのコメント欄では次のような共感の声が相次いでいたのだ。
《転職する時、社内旅行ありや社内サークルありの会社は絶対避けてきた》
《「社風や人間関係がいいよ!」って言いたいんだろうけど、今の時代、違う角度からアピって欲しいね》
《30代ですがわかります…逆に社風が滲み出ているので判断の材料にはなってありがたいですが》
このように、採用担当者が良かれと思って掲載している情報が、応募者に全然響いていない、むしろ警戒されているなんてことは意外と多いのである。そこで今回、Z世代の若者3人に、「この会社ヤバい」と感じる求人フレーズについて取材した。