目次
Page 1
ー 「お母さんが待ってるから帰る」
Page 2
ー 彫金師男性との交際と破局
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ー 欧米式スタイルを好む佳代さんは

 2月6日、秋篠宮家の長女・子さんと結婚した小室圭さんの母親・小室佳代さんの自伝本『ブランニューデイ あたらしい日』が発売された。

「'02年に亡くなった、佳代さんの夫である敏勝さんとのエピソードや子育て、自作の料理についてが主な内容で、皇室に関する記述はないようです」(皇室担当記者、以下同)

「お母さんが待ってるから帰る」

 佳代さんといえば、皇室に“類例のない”問題を持ち込んだ人物でもある。

「'17年9月、眞子さんと圭さんの婚約が内定しました。しかし、同年12月、佳代さんと元婚約者である竹田さん(仮名)との間に金銭トラブルがあることがわかり、翌年2月に宮内庁は婚約延期を発表しました」

 その婚約延期から約7年後、佳代さんは“自伝本の出版”に踏みきった。なぜ佳代さんはエッセイの出版を決意したのだろうか。彼女を知る人物がその素顔を次のように明かす。

「以前から、佳代さんは海外のカルチャーや、いわゆる上流階級の暮らしに憧れを抱いていました。海外志向が強い影響もあってか、“自分を表現したい”という気持ちが人一倍強い方なのです」

 佳代さんの元で育てられた圭さんは、幼少期からその影響を受けることになる。

「圭くんは3歳から小学5年生まで地元のバイオリン教室に通い、自宅でも日々練習をしていました。小学校も音大の付属校に入学しましたが、バイオリンの才能は花開かなかったようで、その後は絵画教室に通うように。はたから見ると、佳代さんは圭くんに英才教育を受けさせている印象でした」(同・佳代さんを知る人物)

 高校生になった圭さんは、佳代さんを支えようという意思を近しい人物に示したことがあった。

「彼は高校2年生のころからフランス料理店でアルバイトをしていたのですが、店長に“うちはお父さんもいないし、僕がお母さんを守っていくんです”と力強く語っていました。

 大学生のころには『湘南江の島 海の王子』に就任。そのイベント活動後、彼だけは“お母さんが待っているから帰る”と、同期たちより先に帰っていたのです。常日頃から、“僕がついているから大丈夫だよ”とお母さんに伝えていたそうで、そうした思いは大人になっても変わらない様子でした」(圭さんの知人)