彫金師男性との交際と破局

 圭さんが「母親を守ろう」と意識し始めた背景には、父・敏勝さんの他界が関係しているのかもしれない。

「敏勝さんは、圭さんが10歳のころに亡くなりました。その後、佳代さんは女手一つで圭さんを育てようと奮闘していたんです。そんな母親の姿を見て育った圭さんが、助けようと思う気持ちを抱くのは自然なことでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 しかし、父親が亡くなった当初は幼かったこともあり、寂しさで涙を流す日々が続いたという圭さん。そんな彼を見かねた佳代さんは、新しい父親探しを始めることに。

「とにかく圭くんのために“新しいパパ”を探していて、いろいろな男性に会っていました。圭くんが通っていた絵画教室の同年代の女性に“どんな男性に会って、どんな会話をしたか”について話していたことも」(前出・佳代さんを知る人物、以下同)

 その後、佳代さんは金属を加工してアクセサリーなどに装飾を施す“彫金師”のAさんと数年ほど交際。しかし、ふたりの交際は圭さんの“進言”がきっかけで破綻した。

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「Aさんは佳代さんとの交際中に仕事が立ち行かなくなり、収入がゼロになってしまったそうです。“ヒモ状態”になったAさんのことを圭くんはよく思っていなかったのか、“いいかげんにしてほしい”と対立。佳代さんは圭くんの意思をくむ形で、Aさんと別れることになりました」

 父親探しに苦戦する中、'07年ごろに当時同じマンションに住んでおり、のちに金銭トラブルに発展する竹田さんと出会う。

「ふたりは意気投合し、お付き合いすることになり、'10年に婚約しました。佳代さんは竹田さんに対して息子の進学先の相談をしたり、誕生日を一緒に祝うなど、家族同然の関係だったと思います」(佳代さんの別の知人、以下同)