
俳優・池畑慎之介が誕生するきっかけになった黒澤明監督との出会い

'52年、慎之介は人間国宝・吉村雄輝の長男として大阪市の宗右衛門町で生まれた

少年期

3歳のとき『黒髪』で初舞台を踏む。跡取りとして厳しく芸を仕込まれたのだが……

祖母と母

地唄舞

父

「越路吹雪物語」

93.5.3熱海の家にて亡き父母と

家族ぐるみの付き合いをしている北原照久さんたちと

ファンから再演のリクエストが絶えない『越路吹雪物語』。慎之介が演じる姿は、まさにコーちゃんそのもの

慎之介主演デビュー映画『薔薇の葬列』。ゲイボーイ役に100人近い候補者でオーディションを行ったが該当者なし。そこに現れたのが慎之介だった

六本木のゴーゴークラブで踊っていたとき、GS「オックス」のボーカル、赤松愛さんに似ていると言われ“六本木の赤松愛”というニックネームも

映画の収録中にサーフィンで日焼けして「つながらないだろう」と、勝新太郎さんに怒られたことも

「何かをやらされている」生活から解き放たれ、自由を満喫したニューヨーク

「何かをやらされている」生活から解き放たれ、自由を満喫したニューヨーク

『夜と朝のあいだに』で歌手デビュー。そのときのキャッチフレーズは“アポロが月から連れてきた少年”

歌手、俳優・池畑慎之介(ピーター)撮影/佐藤靖彦、撮影協力/佐島マリーナ