「貴女が息子を操作してる?何これ?」
「圭さんは国立音大附属小学校を卒業後、中学校からはカナディアンインターナショナルスクールへ進学します。しかし、小室家の大黒柱だった敏勝さんは、圭さんが小学校5年生の時に他界しています。そんな中、専業主婦だった佳代さんはパートを始める一方で、年間少なくとも200万円はかかるインターに圭さんが入学。
しかも、圭さんはもともと英語が堪能というわけではなかったため、インターの試験に合格するために、家庭教師をつけたり、英語のサマースクールや塾に通うなど、かなり背伸びをして進学したようです。こうした過去が報道され、佳代さんの地に足付かない“教育熱心”ぶりが話題となったのです」
佳代さんは圭さんの進学事情について、エッセイで次のように綴っている。
《小学校は国立市にある音楽大学附属小学校(通称 音小)に進みました。このあたりのことはすべて夫と圭が一緒に決めています》
《私は圭に「(父親が)残してくれたお金を君と私で分けて、それぞれで自己管理するとしたら、君はどうしたい?」と尋ねると、「僕の分のお金でインターに行く」と彼は答えました》
上記のように、佳代さんはエッセイ内で、圭さんの進路は自分が強いたものではないことを強調した。さらに、エッセイ終盤では、自身の金銭トラブルや結婚騒動に関する報道について言及。自身にまつわる記事や写真に思い悩む中、佳代さん親子をよく知る友人から、
《「貴女が息子を操作してる?何これ?」》
という反応があり、それが心の支えとなったとエッセイで明かしている。物議を醸した突然の自伝エッセイの出版。批判を押してでも伝えたかったのは、「息子の自由を尊重してきた母」という自分像なのかもしれない――。