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「年の始めにあたり、わが国と世界の人々の幸せを祈ります」
1月2日、心地よい冬晴れの中、皇居では新年一般参賀が行われ、天皇陛下は集まった人々に祝賀のおことばを述べられた。
2025年・新年一般参賀には約6万人が集まる
「毎年1月2日に行われる恒例行事ですが、'24年は元日に能登半島地震が発生したことを受けて中止に。2年ぶりとなった今回の新年一般参賀には約6万人が集まり、中には海外からの観光客の姿も見られました。参列した天皇、皇后両陛下や、愛子さま、秋篠宮ご夫妻をはじめとする9名の皇族方は、午前午後合わせて5回、宮殿のベランダにお出ましになり、訪れた人々の祝賀の声に手を振るなどして応じられました」(皇室ジャーナリスト)
皇族方に最も近い会場となった、広場中央の最前列で参賀に加わったという千葉県在住の50代男性は、当日の午前5時に家を出たと明かす。
「昨年亡くなった両親が、1月2日の一般参賀によく足を運んでいたのを思い出して、今回、初めて来てみました。皇室の方々がずらっと並んでいるお姿は、実際に見ると迫力がありました。近くで陛下のおことばを聞けて、今年はいい年になりそうです。かなり朝は早かったのですが、来てよかったなと思います」
皇族の方々が1回の参賀でお出ましになる時間は5分ほど。それでも、神奈川県在住の70代女性は「愛子さまのお人柄が見えた」と、満足そうに振り返る。
「愛子さまは昨年末、インフルエンザを発症されたと聞いたので心配していましたが、元気なお姿を見ることができて安心しました。それから、お隣にいらした雅子さまや、秋篠宮さまと笑顔で会話されていたりと、愛子さまの気さくで穏やかなご性格が伝わりました」