インター進学は圭さん本人が決断

 佳代さんの疑惑はほかにもあった。

「佳代さんは‘18年の春から、適応障害を理由に、正社員として勤務していた洋菓子店を休むようになりました。同店が加盟する東京都洋菓子健康保険組合から、傷病手当を受け取っていたそうです。しかしこの間、佳代さんは知人が経営するレストランで仕事をしていたと報じられました。別のお店で勤務していたとなれば、手当の不正受給に該当する可能性もあったのです」

 ‘21年10月、あるジャーナリストが佳代さんの2つの不正受給について告発したが、結果的に不起訴処分となった。

 さらに、過去に交際していた彫金師との間にも1600万円の金銭問題があったと報じられている。一方、今回の自伝本では、そんな小室家のお金の管理方法についても明かされた。

小室さんは中学・高校とインターナショナルスクール出身で英語も堪能('09年夏)
小室さんは中学・高校とインターナショナルスクール出身で英語も堪能('09年夏)
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「本書によると、‘02年に亡くなった敏勝さんが残したお金は佳代さんと圭さんで分けて、それぞれ自己管理すると決めたそうです。圭さんは10歳のとき、自分に分けられたお金でインターナショナルスクール(以下、インター)に進学したいと発言したといいます。もちろんインターへの進学は相当な学費が発生します。佳代さんは圭さんの分のお金の大半を失うかもしれないと最悪のケースがあることを助言したそうですが、それでも圭さんの考えは変わらなかったといいます」

 金銭面でトラブルが報じられることが多かった佳代さん。しかし、小室家の実情は意外にも、個人でお金の使い方を決める方針だったようだ。自伝本の発売で、佳代さんに対する世間のイメージは変わるのだろうか。