自伝本の出版で秋篠宮家との溝を深めた?

 2月6日、佳代さんは自伝エッセイ『ブランニューデイ あたらしい日』を発売。本書には圭さんの子育てエピソードや自作の料理のイラストなどが記されている。

 一方で、'17年に発覚した佳代さんと元婚約者との間に生じた金銭トラブルについては、触れられていなかった。

「金銭トラブルが発覚したことで、眞子さんと圭さんの結婚へのお祝いムードは一変し、秋篠宮家は世間からバッシングを受ける事態に。悠仁さまの晴れ舞台に佳代さんを招待する場合、多くの反感を買うことは容易に想像できます。

 愛娘の結婚相手ですし、小室家とは切っても切れない関係ではあるものの、秋篠宮ご夫妻は悠仁さまの大切な日に水を差されるようなことだけは避けたいと思われているはず。穏便に済ませるために何かしらの策を講じる可能性はあると思います」(前出・皇室ジャーナリスト)

 皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は、小室家の人々の参列に対し、次のような私見を述べる。

小室佳代さんが悠仁さまの成年式関連の行事に参列する可能性があるという
小室佳代さんが悠仁さまの成年式関連の行事に参列する可能性があるという
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「小室佳代さんの茶会への案内は、通常であれば問題ありません。しかし、眞子さんと圭さんは、かつて『納采の儀』など一連の結婚行事をいっさい行わずに結婚した経緯があります。そもそも小室さん夫妻に皇室行事の案内を送ることに関しても、おふたりの結婚とその後の生活のあり方に疑問を持つ多くの国民から批判を受ける可能性があります。

 ましてや、佳代さんは自伝本の出版で、秋篠宮家との溝をさらに深めたのではないでしょうか。秋篠宮家や小室さん夫妻のみならず、佳代さんに対する世論の成り行きを宮内庁や皇嗣職がどう判断するかによって、案内の有無が決まるのでは」

 悠仁さまにとって、一生に一度の成年式。晴れやかな舞台になることを祈るばかりだ。


山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている

小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数