
かつて実家があった場所には何も残されていなかった

震災1週間後から実家のある宮古市を何度も訪れた。かつて実家があった場所には何も残されていなかった

『子ぎつねふうた』シリーズなど、当時読んでいた絵本を探し求めることもあるそうだ

母に絵本の読み聞かせをしてもらっていたころの柚月さん。

小説家・柚月裕子(56)撮影/矢島泰輔

「幼少期の写真はほぼ実家にあったので、もう残ってないのですが……」と取材班を気遣ってくれた柚月さん

「震災で止まっている時間と現実に流れている時間との間にある大きなズレが、少しずつ縮まっているように思います」

2月末に発売された新刊『逃亡者は北へ向かう』(新潮社 税込み2090円)

小説家・柚月裕子(56)撮影/矢島泰輔

撮影スタッフらをざわつかせた伝説の一枚(画像提供/文藝春秋)

2018年8月放送のNHK『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』に登場したヒマラヤンのメルちゃんとチンチラゴールデンのピノちゃん。メルちゃんは一昨年、虹の橋を渡った

2018年8月放送のNHK『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』に登場したヒマラヤンのメルちゃんとチンチラゴールデンのピノちゃん。メルちゃんは一昨年、虹の橋を渡った

大沢在昌さんのアドバイスをきっかけにゴルフを始め、コースデビューをしたときの一枚。このときは『孤狼の血』の担当編集者・山田さんも一緒にラウンドしたそう

2016年、『孤狼の血』で日本推理作家協会賞を受賞。同作は映画化され大ヒット!

小説家・柚月裕子(56)撮影/矢島泰輔