目を引いた佳子さまと愛子さまの和服姿
昨年10月30日、天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、パリ五輪の金メダリストや各界の功労者など約1400人が出席した。皇后さまや紀子さまら女性皇族は和装だったが、特に、若い佳子さまと愛子さまの和服姿が目を引いた。薄い空色から裾のあたりがクリーム色に変化する振り袖姿の佳子さまと、淡いピンク色の振り袖が似合う愛子さまはとても仲良しで、お互いに見つめ合ったり、談笑したりしながら、秋晴れの下、出席者たちと懇談していた。
さらに11月5日、天皇、皇后両陛下は、漫画家のちばてつやさんら文化勲章受章者とプロゴルファーの青木功さんら文化功労者を皇居・宮殿に招き、茶会を催したが、秋篠宮ご夫妻と一緒に、佳子さまや愛子さまも同席した。愛子さまが茶会に出席するのは初めてのことだった。佳子さまは赤、愛子さまはオフホワイトの洋服姿で、この場でも若いふたりは、注目を集めていた。

このときは、天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻、それに、佳子さまと愛子さまの3組に分かれて、文化勲章受章者と文化功労者らが座るテーブルをそれぞれ回り、食事を共にしながら歓談した。
鴨場接待もそうだが、最近、愛子さまと佳子さまの仲良しいとこ同士の公的な活動が増えていて、人気が高い。女性誌も《“ペアご公務”お二方の絶妙なコンビネーション》などと報じていて、強い関心を示している。仕事をしている当人たちも楽しそうで、国民からしても若い内親王たちの活躍は、皇室の将来に明るい希望を抱かせ、大歓迎だ。
前回も触れたが、衆参両院の正副議長は1月31日、与野党各会派の代表者と衆参議長公邸で会談し、安定的な皇位継承に向けた皇族数確保をめぐる協議を再開した。また、2月17日、安定的な皇位継承のあり方をめぐり、衆参両院の議長・副議長と各党の代表者らによる会合が開かれ、女性皇族が結婚後も皇室に残る場合、配偶者と子どもも皇族とするかどうかについて、各党が意見を述べたが、隔たりが見られたという。
「基本的にこれは皇室のシステム、制度に関わることでありますので、これについて私が何かお話しするということは控えることにいたします。
ただ一方で該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか、そのことについて私は、少なくとも、そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁の然るべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、もしくは知っておく必要があるのではないかと思っております」
2024年の誕生日会見で、記者から「衆参両院議長は9月、皇族数確保策に関する与野党協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についてはおおむね賛同を得られたとの見解を示しました」などと尋ねられた秋篠宮さまは、このように答えている。
佳子さまは生まれてから30年もの長い間、「あなたは、結婚したら一般国民になります。皇族でなくなります」というように、ずっと言われ続けて育ってきた。
それが、いきなり政府から「結婚しても皇室に残ってください。内親王として仕事を続けてもらいたい」と、変更を告げられても佳子さまは大変、困るであろうということだと思う。これは愛子さまも同じ思いではなかろうか。
いずれにせよ、天皇、皇后両陛下も注意深く議論の推移を見守っているはずである。どのような結論が出されるのかは不明であるが、大変、デリケートな問題だけに佳子さまと愛子さまの親しい内親王同士、密接に連絡を取り合うのではなかろうか。おふたりには、自分たちが望む幸せな人生を送っていただきたい。