1位は大河が大好評の超人気脚本家
1位は三谷幸喜。「朝からクスッと笑えると1日元気が出そう」(東京都・47歳・女性)、「コミカルで面白いストーリーをつくってくれそう」(兵庫県・53歳・男性)、「大河ドラマでの手腕を朝ドラでも見てみたい」(長崎県・48歳・男性)とのコメントが集まった。
「三谷さんの朝ドラ、すごく見てみたいですよね。でも三谷さんご自身、朝ドラは書きたくないと言っていて。ドラマで画面に時刻が表示されるのは朝ドラだけ。みんなが時刻を見ながら、あと5分だ、そろそろ盛り上がるのかな、と思われるのが嫌だそう」とカトリーヌさん。
大河ドラマでは常連で、『新選組!』('04年)、『真田丸』('16年)、『鎌倉殿の13人』('22年)の3作をこれまで手がけている。
「三谷さんは歴史オタクというくらい歴史に詳しくて、だから3作も大河を書いた。なので'15年の朝ドラ『あさが来た』のように、幕末から明治にかけての時代ものというのもいいかもしれない。
『新選組!』に土方歳三役で出ていた山本耕史さんが、『あさが来た』にやはり土方役で出演した、なんてこともありました。三谷さんなら、ちょっと今までにない朝ドラができるんじゃないかなって思います」
『おむすび』の放送もあとわずか。3月31日から始まる新ドラマ『あんぱん』の脚本は『花子とアン』の中園ミホ。今回のランキングでは12位に入った。
「『花子とアン』も評価が高かった。『あんぱん』はやなせたかしさんの奥さんがモデル。朝ドラって著名人の奥さんがモデルになることが結構あって、『まんぷく』や『ゲゲゲの女房』もそう。いずれも面白く、今度は期待できるかも」とカトリーヌさん。
さて、『おむすび』の結末は? 『あんぱん』は迷走を回避できるのか─。
<取材・文/小野寺悦子>