羽田空港の展望デッキや到着ロビーには、平日に昼間にもかかわらず500人ほどのファンが詰めかけていた。一眼レフのカメラや自撮り棒にセットしたスマホを高く掲げて、国民的スターの“凱旋”を一目見ようと待ち構えていたのだが……。
パーティションと黒い幕
「到着ロビーの前で待っていたのですが、目隠し用のパーティションが設置されてしまい、完全に見えない状況でした。チャーター機が到着して1時間くらいは待っていたのですが、気がついたら大谷選手たちはすでに空港から出て行ってしまったみたいです。“選手は来ません”というアナウンスがあって、集まっていた人たちはしぶしぶと帰っていきました」(空港に駆けつけた男性)
ネット上では、
《到着ロビーで待っていたけど、別の出口から出て行ったらしく、生の大谷さんの姿を拝めなくて残念》
《大谷さんの帰国VIP待遇すぎて空振り》
《少しでもいいから見たかった》
といった落胆の声があがっていた。大谷選手やほかの選手に、万が一のことがあってはいけないということだろう。
「大谷選手たちが乗っていたと思われるバスが空港から出て行くところに黒い幕が張られており、SPと思われる人が何人も立っていました。空港内の到着ロビーにも複数の警察官が立っており、かなりの厳戒態勢でしたね」(別のファンの男性)
“生大谷”を見るには、やはり球場しかないようだ。

2025年3月13日、チャーター機で帰国する大谷翔平を一目見ようと羽田空港の展望デッキに集まったファン