大谷が中心となってホスト役を務めた選手だけの食事会も開催。メジャーリーガーたちにふさわしい豪華なおもてなしをした。
夫人会が食事した1人あたりの料金
「マグロの解体ショーが行われ、寿司や焼き鳥が振る舞われました。マグロの解体は5年連続で豊洲の一番マグロを落札した仲卸業者『やま幸(ゆき)』が担当。寿司はミシュラン三つ星を獲得したこともある『鮨さいとう』の職人が握り、焼き鳥は日本一予約が取れない焼き鳥店で知られる『鳥しき』が提供しました。この夕食会は大谷選手が中心となって計画したそう。ただ、取材に関してはドジャースの意向で各店にお断りするようにとお達しがあったようです」(テレビ局関係者、以下同)
選手たちが至高の晩餐を楽しんだかと思えば、夫人会も日本で交流を深めていた。
「真美子さんは妊娠中ということもあり帰国は叶いませんでしたが、ほかの選手たちの夫人たちは『東京 芝 とうふ屋うかい』で夕食会を行ったようです。同店はインバウンド客の間でも有名。夫人会の公式インスタグラムには集合写真とともに《日本の奥さんの伝統的なディナー! 私たちはこの美しい国を探索するのが大好きです!》と英語で投稿されていました」
メジャーリーガー夫人たちは、どんな食事をしたのか。『とうふ屋 うかい』に尋ねた。
「当店をお選びいただき、大変光栄に思います。苦手な食材やアレルギーの対応をして、『芝特別会席』を税込み、サービス料別、おひとり2万2000円でお出ししました。終始和やかな雰囲気で過ごされていたと思います」
一方で残念ながら不参加だった真美子さんは、母国を訪れる仲間に“粋”な贈り物をしていた。
「日本に向かう機内では『アポロ』『ブラックサンダー』『チーズおかき』といった日本のお菓子セットに《私が生まれた国を探索して素晴らしい時間を過ごしてもらえればと思います》などとしたためた手紙を添えていました」
人気スイーツ店で食事した同い年のアスリート
長旅を飽きさせない工夫を凝らしたプレゼントの“ローテーション”だけでなく、人気スイーツもブルペン入り。
「3月18日の開幕戦後、大谷選手が自身のインスタグラムに画像を投稿。東京・代々木上原にある人気レストラン『ete』のケーキで、箱にはドジャース夫人会のロゴの上に“From Mamiko”と記されていました。『ete』のケーキは完全予約制で数量限定のため、入手困難です」(ワイドショースタッフ、以下同)

このケーキを手がける庄司夏子氏は同店のオーナーシェフを務めており、大谷とも関係が深い。
「『ete』は完全紹介制で1日1組限定。そんなレストランで大谷選手は以前、競泳の萩野公介さんと瀬戸大也選手、柔道のベイカー茉秋選手の同い年アスリート4人で食事をしていました。
もしかしたら大谷選手が真美子さんを連れていき、気に入った真美子さんが今回のプレゼントに選んだのかもしれません」
大谷が開幕戦で大活躍した裏では、真美子さんもセンスの光る最高のおもてなしをしていたようだ。