3月23日に行われた国内女子ゴルフツアー『Vポイント×SMBCレディス』の最終日で波乱が起こった。通算1アンダーの7位で3日間のプレーを終えていた笠りつ子選手が、誤ったプレーにより2罰打を与えられ、13位となったのだ。
笠選手のプレーをスポーツ紙記者が振り返る。
「笠選手の違反は、ゴルフ規則に定められた『誤所からのプレー』が該当します。レッドペナルティーエリアからのドロップ処置を2回行いましたが、笠選手は1回目のドロップがインプレーできる規定内の位置に入ったにもかかわらず、ボールの場所が気に入らなかったのか、2回目のドロップを行ってしまいました。インプレーのボールはあるがままの状態に保つ必要があるため、これがルール違反となるのです。大会関係者からの指摘で発覚しました」
《いつも同じ事をやって来たのでは?》
これを受けネット上では厳しい声が相次いでいる。
《ゴルフはすべてプレイヤーの良心に委ねられており、プレイヤー相互がルールを守るという信頼の上でプレイしています。裏を返せば、それが出来ないのであれば、プロとしてプレーする資格はないと思います》
《カメラがいる事が分かっていてその違反をしたという事は、ルールをちゃんと知っているのかという問題と普段からそのような処置をしているという可能性があるという問題があります》
《いつも同じ事をやって来たのでは?と思ってしまいました》

笠選手の常習性を指摘する声が相次いだ。
このほか《マナーやエチケット、上下関係に厳しい坂田塾(昨年逝去された坂田信弘プロ主宰)の出身でもあり、お父上も坂田塾の幹部でしたから、笠プロ自身もプロゴルファーとして決していい加減な方ではないと信じたいのですが…》といった声も。
笠選手は2019年にもトラブルを起こしているとスポーツ紙記者が指摘する。
「ゴルフツアーの会場で入浴中に、バスタオルを持ってくるよう関係者に依頼。しかし断られたところスタッフに暴言を浴びせ、日本女子プロゴルフ協会から厳重注意を受け、新人セミナー受講も求められている。笠選手は謝罪と出場自粛を発表しています」
笠選手といえば美人プロゴルファーとして知られるが、再び“お騒がせ”な話題を提供してしまった。