昨年5月に発売した1st写真集『151センチ、48キロ』(講談社)が話題になった『にゃんこスター』アンゴラ村長。彼女の発案で、実際の身長と体重を写真集のタイトルに採用したという。
《これが私の標準体型なので、今回は良い意味ですごく“普通”の写真集になったと思います》
250人キャパの単独ライブチケットが完売せず
今までにない切り口が受けて、デジタル写真集とは異例となる1万4000部超えのヒット。それを受けてテレビやメディアで見る機会も増えているが、そのバブルもそろそろ弾けそうで……。
「さとう珠緒さんがMCを務めるYouTubeチャンネル『電話占いピュアリ』にゲスト出演したのですが、2週間前に公開された1本目が約550回、残りの2本は約300回しか再生されていないんです」(お笑いライター)
出演したYouTubeチャンネルの登録者数が1430人(3月26日現在)と、チャンネル自体があまり知られていないことが大きな要因だが、アンゴラ村長が自身のSNSで告知していることを考えると寂しい数字と言える。
「実は3月23日からコンビとして2度目となる、単独ライブのチケットも発売されたのですが、こちらも3月26日の段階で完売していない状況。会場となる『座・高円寺2』のキャパが約250席なので、写真集を1万部以上売り上げたアンゴラ村長さんの人気を考えると、物足りないですよね」(同・お笑いライター)

昨年行われた初単独ライブのチケットも、初動の売り上げがたった30枚だったことを相方のスーパー三助がラジオで明かしていた。
「昨年の単独は写真集で興味を持った人たちが足を運んだことで、結果的に完売。大成功のうちに幕を閉じました。しかしスーパー三助さんもラジオで、“(ファンはアンゴラ村長のことを)性の対象としか見ていない”と語ったように、お笑い芸人として興味を持っている人はそう多くないことが浮き彫りになってしまいましたね」(スポーツ紙記者)
一方で、「本人はそれも自覚しているのでは」と前出のお笑いライターは指摘する。
「早稲田大学卒業後は、インターネットマーケティングを手がける会社に就職。ブレイク以降も二足のわらじを続けています。現在は会社の広報を務めているそうなので、自分の置かれた状況を含め、現在のトレンドは把握しているはず」
芸人としての活動も地に足がついているという。
「現在のレギュラーは、地元のテレビ埼玉で放送中の『魅力まるごと いまドキッ!埼玉』のみ。ほかには会社員との兼業を売りにした、文化人的な仕事が中心です。写真集のタイトルもそうですが、自分の売りをよく理解して着実に活動されている印象です」(同・お笑いライター)
自己プロデュースに長けているだけに、単独ライブのチケットが完売するような次なる“バズり”を思案中なのかも?