止まらない退社ラッシュ

 しかし、今回の退社理由が本当なら、この頃には既にフジテレビを離れる考えがあったのではないかと類推する人も多く、

《中居問題とは関係ないアピールでは?》

《あの問題があったから辞めますとは言えないよね》

 と勘ぐる声も上がっている。

1991年出版の『アナ本2』(フジテレビ出版)。社内事情が赤裸々に……
1991年出版の『アナ本2』(フジテレビ出版)。社内事情が赤裸々に……
【写真】フジの女子アナ3人が出版した“ほぼ裸状態”の表紙本

「フジテレビ全体に不安が広がっているのは確かで、実際に問題発覚後、アナウンサーの退社が相次いでいます。2月12日には西岡孝洋アナが3月末での退社を発表。このときも、《昨年8月に会社に申し入れ、退職の準備を進めてまいりました》と、中居問題とは無関係だとアピールしていました。

 同じく3月末で退社が決まっている椿原慶子アナも、『ワイドナショー』で東野さん、今田さんに“前から決まってたんですよね?”“2月ぐらいに突然動き出したんじゃないですよね?”とツッコまれた際に“去年の11月に会社に報告させていただきました”“本当にずっと前から動いていて”と問題との関係を否定しています。とはいえ、これだけ次々とアナウンサーが退社しているので、勘ぐられるのも仕方ないでしょう」(芸能ライター)

 さらに、永島優美アナも3月末で退社することを自身のインスタグラムで発表。やはり《昨年10月に決意し、退職の準備を進めてまいりました》とコメントしている。今後はスポーツに関する仕事や「果物インストラクター」「オーガニックフルーツソムリエ」として活動したいと発表しているが――。

 いまだスポンサーも戻りきっていないフジテレビ。今後も“泥舟”から脱出しようとするアナウンサーが続出するかもしれない。